徐々にせわしなく

桜吹雪

夕刻急遽のうちあわせで内幸町へでかけた。

<予定していた研究の打ち合わせキャンセルでごめんなさい>

出かけに横目で見たキャンパスはすでに桜吹雪、そして吹きだまり。
寒さに震えていた花達が一気に衣を脱ぎ去り、
その下から新緑が待ってましたばかり伸びをしているようだ。

今週末は会議予定でびっしり。
土曜日は、会長としての最後の地質学会評議員会。
しっかりと未来へつなげるために、引き継がなければならない。

日曜日は、地球掘削コンソーシアムの総会。
動き出した「ちきゅう」を軸に国際的に科学のリーダーシップをとるべくしっかりと議論しなければならない。
その後も打ち合わせが予定されている。

そして来週木曜日には渡米だ。講演の準備もせねばならないが、
そこで議論すべきサイエンス以外の仕事も今日インプットされた。
国際プロジェクトは、本当にマネージメントに関わることが80%以上占める。

地球科学の未来、日本の未来、コミュニティーの今と未来など、
いつもの白ビールを飲みながら小1時間、意見を交換した。
「夢を見たいね」と意見が一致した。

終わって外へ出ると、前からそばへよってゆっくりと見てみたいと思っていた彫刻が目に飛び込んで来た。

「お!春の舞いだ!」