2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

日本地球惑星科学連合と日本学術会議

5月連合大会ユニオンセッション「すすぶべき道」に下記を投稿した。 2005年、日本学術会議の再編を前に、日本の地球惑星科学コミュニティーはそれまでの合同大会開催の経験を更に前に進め、日本地球惑星科学連合を発足させた。 発足の必然性は、複雑で多様…

大河内直彦著/チェンジングブルー

先日、最寄り駅の本屋で平積みになっているこの本を見た。 「お?なんだ?」青い表紙に引きつけられた。チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る作者: 大河内直彦出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2008/11/27メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 52回この…

病み上りの会議

昨、月曜日はさる会議であったのだが、週末からの絶不調で、朝、欠席を申し入れた。 ところが微熱で寝ている中、会議途中に、呼び出しがきた。 定足数に達していないので出てくれ、という。 「絶句!」 おかみの規則とは残酷なものだ。「成立しなければ、会…

上田誠也先生とお茶

今日は、日曜日。 ないこと渋谷へ出かけた。 エクセルホテル東急のラウンジ喫茶で、斉藤靖二さん、浜野洋三さんらと懇談した。 最近の連合などの学界事情について、戦後の地球科学界の歴史について、などなど最近のいろいろな話をして、ご意見も伺い、勉強に…

横浜で風邪をもらう?

昨夜は、南海トラフ掘削の航海前会議で来日中のマイク歓迎のため、横浜まで出かけて飲んだ。 今年の航海で、首席をマイクと共に勤める斉藤君も、奥さん共々合流。 「いやー、奥さん!10年振りですね〜」 現在ポスドクで滞在中の、 えーと、名前なんちゅう…

気候変動と造山運動

21世紀に入り、地球科学において、気候変動は地球温暖化と絡んで大きな研究課題となっている。 私の研究分野であるテクトニクスは、たとえば20世紀的には大陸の衝突によって大山脈が出来、それが大気の循環を変え、結果として気候変動に影響を与えるので…

白梅ー紅梅

先週の異常な高温で梅をあちこちで見る事ができる。 暇があれば、湯島天神でも行きたいのであるが、 やむなく〜、今日午後、海洋研究開発機構横浜研究所の入り口の白梅 関係ないが、通勤途中の丸の内で、三菱の美術館の建物がまもなくできる。 クラシックで…

地球惑星連合大会にむけて

連合大会の準備がすすんでいる。今年は昨年と同程度の3,000件を超える講演申し込みがあった。 まずまずというところである。 一方で法人化に伴う体制替えを進行させつつ、大会に関しては昨年までと同じ体制という複雑な体制で実施したのにも関わらずである。…

INVEST meeting

INVESTって?日本語に訳せば「投資」だけれど、そうではない。IODP New Ventures in Exploring Scientific Targetsから頭文字をとって (INVEST) だ。 うまいこと考えるね。 http://www.j-desc.org/modules/tinyd0/rewrite/uploads/docs/INVEST/INVEST-Flyer_…

アイヌの歴史

アイヌの歴史 海と宝のノマド (講談社選書メチエ)作者: 瀬川拓郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/11/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 31回この商品を含むブログ (15件) を見るこれは目鱗の書だ。私はもちろん専門外であるが、北…

合掌:西上原航君

悲しいことが起きてしまった。博士課程二年生の西上原航君が、急性脳腫脹で昨日亡くなってしまった。 いつもやさしい笑顔で、研究にいそしんでいた。 研究室こそ違え、鳥海先生のところの学生ではあったが、いつもセミナーや宴会は一緒だった。 鳥海さんと私…

徐々に忍び寄る研究多重債務

先週はじめ、学生たちの大山が超えた後、久々の読書にはまってしまい、私のやるべきことの期限がまたまた多く迫ってきた。 先々週、「学生から多重債務で身動きがとれない!」と相談を受け、もっともらしいことを言ったが、人ごとではなくなって来た。 こう…

歴史の方程式

歴史の方程式―科学は大事件を予知できるか作者: マークブキャナン,Mark Buchanan,水谷淳出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2003/11メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 21回この商品を含むブログ (22件) を見るここのところ読書がつづいている。 この本は、…

銀のしずく

銀のしずく―知里幸恵遺稿 (1984年)作者: 知里幸恵出版社/メーカー: 草風館発売日: 1984/01メディア: ?この商品を含むブログ (2件) を見る札幌でのまとめ買い第三弾。昨年の第2版だ。 今から87年前の1922年に19歳で亡くなった知里幸恵の、亡くなる直前の日…

久しぶり

いやー!柴ちゃん久しぶり!秋田の学会以来だね、一緒に飲むの! 元気で何より、良かった! そういえば由弦君、カラオケなんてはじめて一緒だね。 僕もね、昔、カラオケでの一期一会で人生が変わっちゃんたんだ。 このブログにも何度か登場した鳥さん。 さる…

北海道の歴史

北海道の歴史がわかる本作者: 桑原真人,川上淳,宮川健二,井上哲出版社/メーカー: 亜璃西社発売日: 2008/03/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 66回この商品を含むブログ (5件) を見る先週、札幌でのまとめ買い第2弾。 いやー、これも…

修士論文発表会/中締め

はい!今日で大山を超えました。皆さん、発表会ご苦労さん! いろいろあったけれど、発表は終わりました。 というので、いくぞ! あれ?教員はぼくだけ? ま〜、いいや! 小西くーん!赤で決めると思ったら、青だったね。 コバキョン。前夜と違い、見違える…

修士論文発表会

本日より四日間、修士論文発表会+審査。 みな、2年間の努力の結晶の日だ。 実は私のところも一人いた。 通称コバキョン君。 昨日、札幌から帰り、午後、羽田から駆けつけ、5分休んで別件博士論文の審査会。 その後、午後6時より、最終調整をした。 終わっ…

札幌農学校の忘れられたさきがけ-リベラル・アーツと実業教育作者: 松沢真子出版社/メーカー: 北海道出版企画センター発売日: 2005/11/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る北海道へ帰ると、習慣で必ずいくところが…

雪の札幌

この週末は、家族のことで札幌へとんだ。 それを機会に様々な再会ふたたび。 昼間、北海道牛乳と北海道米おにぎり。うまい! 最後の夜、 ハイライトは、昨年43年振りであった中学同窓会再び。 暖かい昼間の天気は一転。一気に吹雪となった夜。 みな、忙しい…