2015-01-01から1年間の記事一覧
高校の同窓会へ下記原稿をお送りしました。勝井義雄先生ご逝去の報に接して。 木村 学 (岩見沢東高校43期卒業、東京大地会会長) 平成27年10月19日、著名な火山学者であった北海道大学名誉教授勝井義雄先生が亡くなられた。享年90歳であった。 先生は岩…
押し迫る時、定年まであと150日 いよいよもって時間がなくなってきた。「ねばならない」ことと「やりたい」ことのギャップがますます大きい。この2つが統一されるものから優先の選択。1。最後の学生の博士論文。今日明日が最大の山場。我田引水?どんどん…
高知コア研究所10周年 定年まであと161日 高知空港の近く、高知大学農学部キャンパス内に高知コア研究所という、何をしているのか、得体のしれない研究所がある。 かつて戦闘機が飛び立った空港跡地?。草むらに見え隠れする分厚いコンクリート格納庫。竹…
長野で行われた日本地質学会年大会に参加してきた。長野市ははじめてなので、ついでに善光寺参りと川中島決戦跡地も見てきた。素晴らしい! 天気が良くて何より。しかし、東京での地震があったというニュースも飛び込んできた。 さて、地質学会関連の役職も…
定年まであと227日 お盆も終わり、いよいよ秋に向けて始動である。1000年、100年、10年、5年、3年、来年、そして今年いっぱいと 未来へ向けてさまざまな仕込みと、現在の処理、過去の清算の同時進行が始まる。時間スケールが長いほど私事から離れる。それら…
(定年まであと247日) 7月末の週末、東京では恒例の隅田川花火大会。私の住む浦安市でも東京湾で納涼(?)花火大会。百万人を越える人達が押し寄せたらしい。汗をダラダラと流しながら、深夜まで熱中症の恐怖におののく。全く納涼どころではなかったであ…
7月22日午後、第23期日本学術会議地球惑星委員会人材育成分科会が開催された。この国の地球惑星科学の大学・大学院教育、初等・中等・生涯教育はじめ全てを俯瞰し、今後の方向を見定め、2年後に提言としてまとめるというのが本会議の任務。私が委員長を仰…
昨日、日本学術会議地球惑星科学委員会が開かれた。午前から夕刻まで合計6時間。 多々、議題はあるのだが、さる大学の図書館長から提起された深刻な問題。商業科学ジャーナルの購読料問題。もはや、個々の大学が支払える限界を超えている。学問の自由を支え…
東北の久利さんのfacebookで知らされてJSPSの最新レポートを読んだ。耳慣れないことばが35ページも並んでいる。ネットを辞書代わりにして、うなりながら読んだ。心意気・理念は、自然科学研究でも文理本格統合により先進国とともに近代科学の大転換を図る…
大学の文系教育系の再編縮小改革案の、それぞれの大学からの自主・自律案の締め切りが今月末に迫っている。 それぞれの大学ではすでにほぼ出来上がっているのではないだろうか。こんなに急がされている背景は、18歳人口が再来年から一気に減少に向かうからで…
文部科学省改革プラン平成25年11月 批判は易しいのであるが、対案、いや、より優れた案を提示することなしの不安表明では無責任のそしりは免れないので、それらを考えながら。改革プラン2枚目は、法人化以降の成果のみ、それも一部しか記していないので、評…
定年まで300日を切って、やめていく大学はますます動乱へ突入しています。 私は国立大学が2004年に法人化されて以来、大学運営などにはほとんど関与してきませんでした。 学会などの外回りばかりをやって。しかし、ここへ来て学術会議第三部(理工系…
定年まであと300日となって、科学研究費基盤S5年間の実施が決まりました。5カ年の計画です。研究のテーマは、「プレート境界断層超深度掘削・観測による南海トラフ巨大地震切迫度評価」です。 本研究では、これまで紀伊半島沖熊野灘において実施されてきた…
ときの流れは速い! 1週間の連合大会が成功裡に無事終了したが、忙しさでカウントダウンを記さず、10日以上過ぎた。3年前、連合大会終了後、もう一歩も動けないほどの体調の悪さで病院へ駆け込んだのが学会開け、翌週の月曜日であった。 病院から家に帰…
昨日、地球惑星連合大会中の国際活動の仕込み、懇親会、会議進行の詰めなどに追われたグローバル戦略会議。 いっぱい穴がある。大会が迫る中、埋まらない穴への少々の苛立ちによって笑いながらも言葉が荒くなることも生ずる。 でも、共通理解は「科学の発展…
今年の日本地球惑星科学連合大会までいよいよ10日と迫ってきた。私にとって現役最後の大会。今日は午後から、大会前最後の地球惑星科学グローバル戦略委員会だ。 この委員会、それまで国際対応委員会として国際的なお付き合い対応のため、受動的にあったも…
地方消滅 - 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)作者: 増田寛也出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/08/22メディア: 新書この商品を含むブログ (37件) を見る定年に向けてのまとめ、自分の高齢化や老後ももちろん気になるが、子や孫たちが生きるこ…
昨日、(公)地球惑星科学連合(JpGU)の理事会が開かれた。今月24日からはじまる今年の大会前、最後の理事会。 準備の方は、事務局始め多くの方のご尽力で秒読み段階に入った。講演件数ほぼ4,000件。参加者は8,000名を超えることを期待している。 しかし、…
現役最後の連休も最終日。次なる休みはご多聞に漏れず夏、それまで3ヶ月。「何をせねばならないか」「何をなすべきか」「何をしたいか」を整理するとしよう。 この順序は人との関わりの多い順、「公から私」へ。 でも、心は「何をしたいか」「何をなすべき…
周りがお財布携帯にならないとか、なんだかんだとうるさい中、並んでまでiphoneを手に入れたのだった。それはもう手帳は不要になると思ったから。 しかし驚いたのはそれよりもGoogle mapだった。 それはさておき、予定はもう忘れることはなくなった。しかし…
年をとると物忘れ激し、同時に2つのことを考えたり動いたりはできない。認知症? 穏やかな朝。我が物忘れ人生を振り返ってみよう。 いつの頃か、30代前半? 慌てて朝出てみると、忘れ物ボロボロ。家に戻って、忘れ物をとって、家を出て、ーーー、また忘れ…
先の記事から随分と水があいてしまった。facebookでは、もう少々間隔を短くつづけているのですが。なにしろブログは完全公開なので昨今は筆が重たいですね。 でもいよいよ来春、定年なのでこちらでもカウントダウンをはじめようかと。 あと、341日。昨今…