寒い朝

年のせいか、最近は早く寝て早く目が覚める。
寒い!
関東かいわいはここのところ寒い!
といっても、実は北海道の比ではないのであるが。
昔、はじめて四国高松で迎えた冬。
「うおー!温い!」
秋のトバ口で春へ戻る、っとえらい得した気になった。
「ここの人たちとんでもない寒がりだなー。なんでオーバーなんか着てマフラーをして手袋までしてる。信じられない!」
と感じた。
というのは四国へ移住する前の年の冬の札幌は、零度以上に温度のあがらない真冬日が40日以上続いて、雪も融けず穴蔵にいるような日々だったからだ。
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でも翌冬、すでに私の体は温暖地適応。
「寒む!」
と、オーバーを着込み、マフラーをし、手袋をはめるようになった。
以来、もう駄目。
東京へ移住したとき、さらに追い打ち。
東京はなんて寒いところだ!雪まで降る!
四国・大阪で15年も過ごすと、寒さの感覚は完全に現地適応となってしまう。
て、わけで、今朝はマフラーを探し、セーターを引っ張りだしてと。

(そういえば、昨日の地球環境セミナーでの講義では、人類の寒冷地適応と人種の成立、日本人の祖先、最近のゲノム科学からの回答、などという専門とは一見関係のない話をしてしまった)
それにしても寒い!