突然、半身不随!

昨日は荒れた日だった。
朝、テレビで日中をめぐる不愉快な事件の討論番組を見ている時だ。
ぎぐ!きゃん!
ソファの上にあがろうとした時、ペットの娘犬が突然叫んで、一気に走った。
でも、そのあと、片足を振るわせてビッコを引いている。
どこかに挟んだのか?
呼んで歩いてくるのを見ると明らかにおかしい。
足首が曲がり過ぎ。
どこか骨でもおかしくなったか。
もう若くはないのだ。骨を折ったかもしれない。
抱き上げて、どこか、痛みで叫ぶか。
触ってみても反応はない。
もう一度降ろして、歩かせる。
やはり、おかしい。
急遽、動物病院へ連れて行くこととなった。
しかし、日曜日。
いつもの病院はやっていない。
しかたなく、日曜日にやっている近くへ。
レントゲンを撮った結果、椎間板ヘルニアと。
そこで、医者は、つり上げて背骨の延ばしをした。
キャン!
「様子を見て下さい。深刻ではないでしょう」っと。
薬をもらって帰って来た。
しかし、
全く動かない。動けない。
後ろ足で立ち上がらない。動こうとすると後ろへずれるしかない。
それを見て、ゾゾーっとした。
これはひょっとすると背骨を延ばしたことで、下半身へつながる脊柱の神経を決定的に傷つけたのではないのか? やってはいけない「骨接ぎ」の荒療法の結果か!
動けない。いつもなら眠る昼下がりなのに一切寝ない。舌を出して息を切らしている。
夕刻になった。
トイレをしていない。
部屋の角のトイレへ連れて行くと、苦しそうに立ち上がろうとする。しかし、無理。
腰を下ろしたままで大量の小水を排出。
濡れてしまう下半身。
申し訳なさそうな、情けない表情となる。
しかし、それで眠りについた。
しばらくして、再びトイレへ。
今度は大。しばらくしていないので、腸内に貯まってしまうと。
今度は震えながらも立って、無事終了。
終えると大仕事をしたようにへたった。
再び眠り。

ダックスフント胴長なので椎間板ヘルニアになり易いとは聞いていたが、これは大変だ。
 夜、何度か様子を見に起きた。トイレへ連れて行くときちんとしてくれるのが救い。

あけて月曜日の今朝、鳴き声が聞こえる。
昨日は、一切、声を上げることはなく押し黙ったままだった。
少しは気力が回復したか。
でも、足下はおぼつかない。
しかし、食事を取ろうと数歩歩く。
求めることがあると、吠えるようになった。
絶望の中にあった、昨日よりは少しよさげだ。
生活の中にペットが深く入り込むと、そのトラブルは本当に一大事だ。

どうなることだろう。


2010年09月26日のツイート