うれしいニュースー学生の就職内定

東日本大震災、それとは関係はないが大切な友人の逝去、と悲しく重い日々が続いていた重苦しい1ヶ月以上の時の中で、久々にうれしいニュースが舞い込んで来た。修士2年の学生がさるマスコミ関係の記者試験に内々定をもらったという。1000倍の難関だったとのこと。助教の亀田君が地震直後からコスタリカ沖の海溝掘削調査で出かけていたが、成果を引っさげて帰って来た。春の氷雨で凍える夜ではあったが、久々にセミナーの後に、軽く祝賀と新学期スタート。
皆、うれしそうに懇談した。いつものようにはじけることはなかったが、ようやく静かな始まりだ。今年の新学期始まりの重い決意は、皆、生涯忘れることはないだろう。

そうか、照明を落とした夜のキャンパス、もう桜は皆散り、キャンパスにはハナミズキが咲き始めている。
そのことも気がつかないほどの一月であった。