地下30km、海溝下のプレート境界岩を見る!触る! 巡検

東日本大震災から瞬く間に50日が過ぎた。気がつくと桜も終わり、ハナミズキも散り始め、ツツジが満開の季節。季節はもう夏の入り口だ。今年も恒例で、連休初日の今日は学生達を連れて、長瀞へ。今年のタイトルは「海溝下、30kmのプレート境界を見る!触る!」
今年の思いは特別だ。日本海溝で超巨大地震が起き、南海トラフも益々気になる。巡検希望の学生もかつてなく多い。天気が気がかりだったが、昨日までの強風も去り、なんとか持ちそう。

5月の地球惑星科学連合大会の準備も着々と。
今年はユニオンセッションとレギュラーセッションにまたがり、「海溝型地震の新しい描像」と題し、いま私たちが実施している新学術領域研究(通称KANAME http://www-solid.eps.s.u-tokyo.ac.jp/nantro~/) 関連を開催する。応募が大会最大のセッションで、時が時だけに、20日前だが、準備も緊張する。

でも、関係者の皆さんのおかげで、カラー刷りのすばらしいニュースレターが出来、印刷所へ入れられた。大会までに間に合った。出来次第、KANAME-HPでpdfファイルとしてダウンロードできるようにする予定。
「海溝とは何?巨大地震とは?津波とは?」の出前講義を、研究分担者によって、展開するアウトリーチ活動を開始する予定です。

もうすぐ6時だ。出発の準備をしなくては。連休初日、高速道路は混むかな?