地球惑星科学の現状と課題

週末は、科学研究費の申請書仕上げの仕事がメインであった。
「三度目の正直」をめざす大型申請。
1字1句、丁寧に直す。
それでも出てくる、修正。
日本語はむずかしい。
協力していただいた方々に感謝である。
とくに秘書の利根川 さんにはいつものことながら感謝の限りである。

金曜日夜は、駒場で、学科や専攻の魅力を宣伝し、勧誘を目的とする「地球惑星公開シンポジウム」に出席した。
今回は惑星科学の魅力。
私にとってもこの分野の話を聞くのは久しぶり。
おまけに、話し手の博物館の宮本さん、私たちの専攻の橘さんはとても話がうまい。
私も、もう一度人生があれば、やってみたいと思うほどであった。
その後、主催者側の教員と院生たちと渋谷で一杯。
終電で帰るはめとなったが、たのしい一夜であった。

土曜日午後。
学術会議の会議で、「地球惑星科学の現状と課題」と題する連続会議。
この半年程度、このテーマで繰り返し議論されてきた。地球惑星科学の全分野に関して冊子でまとめられる予定。
昨日は、それらの分野を超えて、地球惑星科学の社会貢献、国際活動、大学教育などについて4時間にわたって議論された。
それぞれについてかなりきちんと議論していると思う。