地球惑星連合理事会

昨日は、眠い目をこすりながらも、午後から連合の理事会が開かれた。
法人化してまだ時間が経っていないので、一歩一歩建設しながらすすめなければならない。
さまざまな異なる意見が出る事は極めて重要だ。その違いが事態を明確にし、前へすすめる原動力になるからだ。
重要な議論が2つあった。

1つは、地球惑星科学関連の影響力あるジャーナルの発行である。
これまで、日本が発行する国際雑誌は残念ながらインパクトファクターなどの影響力がいまいちであり、大量雑誌発行の中でどう影響力をあげてかつ維持して行くかが課題である。
どうしても影響力のある、商業ベースジャーナル、あるいは外国の雑誌に流れる。これは見方によっては、空洞化である。

2つは、教育の問題である。
初等中等高等ー大学教育を通しての教育一般や地球に関する教育の再構築は大きな、国の根幹に関わる課題だ。その課題を連合の組織体の中でどう検討をすすめ、影響力あるものとしていくかである。言うに易く、行うに難い課題がここにもある。

議論に明け暮れ、小田原評定にならないようにすることが肝心でもある。