国際惑星地球年/講演と音楽の夕べ

昨日は、ユネスコの国際惑星地球年(2007~2009)を記念して、東京地学協会が主催し、地球惑星科学連合も協賛して開かれた講演と音楽の夕べに参加した。
場所はお茶の水の日大カザルホール。
千代田線の新お茶の水で降り、テクテク歩いて会場へ。
東京へ来てまもなく12年、お茶の水は毎日のように通過するがこの一角は来たことがない。
<本当に東京観光もしていないな〜>と思いながら歩いていると、
道ばたに、寂れた祠あり。
見ると、「太田姫神社」とある。

これまた古びた由緒書きを見ると、江戸城太田道灌の娘からみか!
<江戸開闢の有名人の割には寂しいね〜>
この宮司の館もーー、

近場の神田明神湯島天神と比べるべくもない。
同じ江戸の北、すなわち鬼門に位置し、江戸の鎮守を担ったこの界隈、「神さん」の間でも序列があるんだな〜。
と1分観光。
日大カザルホール到着。
日大、明治大と並ぶ通り。
古くてなかなかいい建物だね〜。


<人が集まってるのかな〜、とちょっと心配>


<おお!一杯じゃん。このコンサートと講演を結合する企画、大成功だね。参加費無料だよ。>
公益法人の事業とはかくあるべきだ。最近賑わしている「漢字ーー」とは大違いだ。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/tokyogeo/intro/shoukai.html
家族を連れて参加している人が多い(私は一人だが)。
そして、講演。
横山祐典君

地球温暖化と海面上昇」
最近の研究の現状について、いい勉強になった。
写真家、石川直樹さん。
http://www.straightree.com/
若いが山を登り、世界各地を旅して、いいメッセージと写真を提供してくれる。
昔、調査した北極のスピッツベルゲンの写真が出て来た。
随分と様子が変わっている話(私は特にそこに住む人のこと)に驚いた。


そして、ティータイムの後にコンサート。
ピアノとバイオリン。
クラシックなど普段ほとんど聞かないが、久々にいいね〜。
特に、フランクのプレリュード、コラールとフーガというのが気に入った。
買おっと。