日本学術会議/地球惑星科学委員会

連合大会が無事終わって、翌日、日本学術会議/地球惑星科学委員会が朝から夕刻まで開かれた。
眼目は、「日本の展望ー地球惑星科学」の作成を学術会議会員を中心に作成中であるが、それに対して意見を集中する事。
これは、学術会議が、国の第四期科学技術計画に反映させようという主旨。
6月末までにまとめるという突貫工事である。

それともう一つ、これも突貫工事なのであるが、学術会議会長が各学協会に照会した「研究をすすめるために障害となっている事項」への回答に対する意見。
これは連合が取りまとめ、来週、提出しなければならない。大型補正予算が組まれているが、その過程で、総合科学技術会議の中での議論を踏まえて出て来たものらしい。
とにかく、いま日本の大学の研究環境の疲弊の仕方はひどい!あちこちから悲鳴が上がる。パッチワークはやめろ!と。
このままでは国が滅びる!

連合の大学・大学院教育問題検討小委員会で活発な意見交換をし、まとめられている。これも真剣勝負だ。

大会は無事終わったが、来年の大会へ向けて、準備も間髪おかず開始。
今年の大会は、従来からの少々マンネリがあったので、来年は大幅に改革のつもりだ。
そのためには準備がすべてを決める。