地質リスク

昼に、昼食を取ろうと、建物の外へ出ると、何やら見た顔がーー、地質学会副会長、産業技術総合研究所、地質調査総合センターの佃栄吉さん。通称エイちゃん。若いとき、筑波に出来たばかりの旧地質調査所へよく遊びに行った。そのとき独身であった彼のところに「泊めて〜」
と良く転がり込んだ。
「あれ?どうしたの、今日、なんかあった?」
1階の小柴ホール(理学部改装でホールが出来た時が、ちょうど東大初の小柴先生のノーベル賞。そこでこのホールに名を冠した。
そこで、地質リスクとリスクマネジメントというシンポジウムが開催中とのこと。
このホールの使用料金は、街中のホールに比べて圧倒的に安いらしい(東大関係者の紹介が必要との事。そういえば何度か頼まれたっけ)。
大学も法人化して収入の自己努力が求められ、またそれが可能ともなった。
でも、最近、だから運営交付金は減らしていいだろう?などという馬鹿な議論が横行している(実際に毎年、どんどん削られている)。

さて、日本全体をおおうシームレス地質図ができ、それらを多いに活用しようと呼びかけている。
完全ディジタル化を達成し、使いでがいい。100年の計で国家の土台の地質を明らかにして来た、地質調査所ならではだ。

1つだけ話を聞いて行くか?

お、斉藤君。最近の地質図事情がよくわかった。
「あれ?もういなくなるんですか?」
「すんません、仕事が立て込んでて」