Hugues さん送別会

11日土曜日夜。
私のところに二年間学術振興会研究員としていた後に海洋研究開発機構研究員として3年半滞在したユグさんが、8月1日より地元フランスのオルレアン大学の教職につくことが決まり帰国することとなった。上野公園内の韻松亭で送別会。学生としてお世話になった面々が集まった。

ユグさんは、すでに日本語ぺらぺら。リズさんは途中から日本へ来たがやはり不自由しない。
そもそもユグさんの師匠であるローラン・ジョリベ氏は、25年前に私が北海道を離れた直後日本へやってきて、主に北海道の研究で学位を取った。
以来、研究で私と近い位置にあり、いつも議論していた友人。日本に知り合いも多い。
ジョリベ氏は、フランスへ帰り、パリ大学の教授となった。伝統的にフランスにおける地質学の第1の地位だ。
ユグさんはその弟子。いわば私にとっても甥っ子にあたるような位置。
そのジョリベ氏がオルレアンに新しい研究所を作るにあたり、その所長になるとか。
それで呼び戻されたということのようだ。
日本とフランスのこの分野における貴重な架け橋である。

この9月、子供が生まれるという。リズさんは大きなお腹を抱えて、やってきた。

私も「さよなら〜のおみやげ」北条さんの美代ちゃんが久しぶりに大きくなって登場。
ユグさんは美代ちゃんが物心つく前から、セミナーで一緒で、子守りの練習は十分つんだ。

「フランスに行った時はよろしくね〜!」
場が盛り上がって来て、終わらない。終わりたくない。
このふすまの墨絵、お宝かも、
「木に登っちゃおっと!」

「いけません!コバキョン。社会人がなんて姿を!」(ぐっさん)

そんなにエネルギーが余ってるなら、行くぞ!カラオケ

私たちは、フランス語で。
それじゃー、とっておきの歌は、美代がうたう!

そういえば、○●年前、赤ちゃんをつれてのカラオケ入場はお断りします!って、寒空に放り出されたことがあったね〜。
大きくなったもんだ。

ユグさん、お元気で。

帰ったのが深夜、日曜には朝から、学生を連れて、地質の見学会だ!
ねなきゃー!