旭川そして滝川

北海道にいる間は、ブログを書く暇もなかったので、まとめて徐々に間を埋めます。
旭川にいった。
旭川の博物館は見たいと思っていた。
以前

アイヌの歴史 海と宝のノマド (講談社選書メチエ)

アイヌの歴史 海と宝のノマド (講談社選書メチエ)

を読んだ時から是非、行ってみたいと思っていたところだ。
すっきりとした広い空間にわかり易く並べられている。
アイヌの人々の働く姿、

彼らのつくる干物とスモークは極上品であり、和人との最大の取引材料であったのだ。

ちなみに、これは今回友人がくれた、極上スモーク。うまい!


夜なべにユーカリを聞かせる場面(本物肉声つき)
一つ一つに解説の文書がある。

すべてじっくりと読みながら、歴史を考えながらーー。

こんななつかしい風景もある。昭和30年代。
団塊の世代のこども時代だ。

大雪!


このストーブは金持ちだった家。

そして滝川へ下った。

おお!このアンダーパス!私が小学一年とき出来たもので、当時のままだ。
滝川とはなんと大都会だと思った印象も今は昔。


昭和の影が色濃く残されつつ、朽ち果てんとしている哀れ。
なんとか、ならんか〜!

いまは昔の、北海道拓殖銀行跡。
今は、別の銀行。

夕刻、滝川に住む中学時代の友人と、飲みに。
店の名が、、デン助!まさに昭和だ!

目一杯、話して、飲んで、歌ってーー。楽しい!
そして、夜。


真夏なのに冷ややかな風が吹き、冷害の様相が濃厚であるという。
その一瞬にむさぼるように繁殖の時を争う、生命のドラマがある。
「きゃー!」と叫ぶヒトの声よりも、羽ばたきの哀れが身にしみた。