さぬきへ!

土曜日、今日は三年振りに高松へ、トンボ帰りの旅。
香川大学地学同窓会。そして密かな狙いはーー。

暑い土曜日の朝。
朝近くまで、締め切り仕事に追われて、ネットで仕事。
そのままソファで、朝寝。
「お!時間が!」
大慌てで支度し、自宅マンションを出て、目の前の東京駅行きの高速バス停へー。
「ぬぬ!デジカメを忘れた!」
戻る。
「ない!大学に忘れたか?」
大慌てでバス停へ戻る。バスは去り、その後姿だけが、遠ざかって行くーー。
「駄目だ!自転車で最寄り駅まで急がないと!」
自転車置き場へ。
「ぬぬぬぬーー!パンクしとる!」
<いやな予感が走る、立て続けにハプニングが重なると、まだあるぞ>
時計を見る。
「ーーー」
またまた大慌てで、最寄り駅行きのバス停まで小走りーー。
昨日と違い、太陽がジリジリと照りつける。
汗が噴き出す。もう全身濡れ鼠。
バスに乗ってしばらくすると、そのエアコンで着ているものが冷たくなる。

そして電車で東京駅へ向かう。
時計を見るーー。
『!!!!』
携帯電話メイルの中の電話番号探しーー、確か高松の電話番号をメイルで知らせて来ていたはずーー、
<あった!これだ! ???>
と、画面から突然消えた。
<何が起きた?>
焦る。いくら操作を繰り返しても、ゴミ箱にもスパムファイルにもない。
<まずい!連絡できないじゃん!>
電車が止まった。携帯をいじりながらーー
<東京駅だ。降りなきゃ>
電車のドアが後ろで閉まる。振り返ると乗客が乗ったまま走り出す。
<え?終点、東京駅じゃないの?>
看板は、「はっちょうぼり」ーーーー

まずいーー!またまた、失敗だ!
時計を見る。次の電車時間を見る。
再び汗が、冷や汗が吹き出す。パソコンと仕事書類の荷が背中にぐい!と食い込んで来る。
<絶体絶命か!!!!!>
つづく

着いた!

讃岐も暑い!
今日もとりあえずは結果オーライであった。
一つの忘れ物が、パニックの始まり。若い時はこの繰り返しであった。
携帯電話のない時代は、公衆電話を探してうろうろしたものだ。
寺林君が迎えに来てくれていたので、大学へ行く途中、カメラのキタムラでデジカメ購入。
カメラおじさんがカメラを忘れるなんて。飲み代と思ってえいや!

大学へ。

変わらんね〜。
耐震改修で建物は随分ときれいになった。
もと地学であった一角は博物館となっている。その副館長が寺林君。
これからの充実とメンテだね。

さて、宴会へ!

谷山先生、一回り上なんだが、お元気。
「君、タバコまだやってんの?僕はついにパイプをやめたよ。でも吸いたいよね今だ」

森先生、
3年前の定年以来ですね。

松村さん、
「もう19年ですよ〜」
安東君。最初見た時はやはりわからない。もう皆おっさんだからね。
「そうだよね。僕が香川を去って、もう15年だからね〜。Time flys!だよね」
この同窓会参加者の多くは、僕が北海道から高松へ赴任した、82年以前の卒業生が主体。
初顔あわせの人が多い。
でも、少しは。

樽本、向井、森川君

長谷川君

そして、家族サービスと仕事を終えてかけつけた
坂口(旧)と安岡さん

なつかしい。
そして宴会を終えて、密かな本命ネライへーー。