ツイッターノミクス TwitterNomics

ツイッターノミクス TwitterNomics

http://bit.ly/9XtNOl
ツイッターをはじめたこともあるが、それよりも進行する情報収集、発信、交流システムの大変革にどう地球惑星連合の活動、自分の諸活動を対応させたらいいかというのが本書を読んだ大きな動機。
大会期間中に実際に試し、ブログや自分のHPとも連動させてその大きな威力を改めて認識した。
活用すべき内容をまだまだこなしてはいないし、とてもこなしきれない。

しかし、本書を読んで改めて見えたような気がする。
「与えることによって大きなウィフィ(つながりといっていい)が生まれる」ということ。
それを市場経済ではなく、ギフト経済というらしい。儲けは目的ではなく結果だというのである。

「与えよ、されば開かれん」「見返りなき愛こそ至高の愛」「恩返しを求めず、恩送り」などなど昔から言い伝えられている人の輪を作る基本を改めて聞いたような気がする。私利私欲なきgiveが基本だと、繰り返し強調している。結果としてそれが大きな富を生んでいると。
人の善意を信じてつながりを拡げる。その網の目、草の根のネットワークが大きな力となるというのである。

学会活動などにこれらのことを全面的に取り入れてすすめよう。
多くの人のちょっとした経験や知恵や意欲を集結する。そして、それが大きな流れとなって人々の胸の中に更に飛び込んでいく。科学の強力な流れがその中から次々と生まれていく。そんなコミュニティーが作り出されていくことが夢である。いろいろと紆余曲折はあるであろうがね。
いい本を翻訳していただいた。