スコールの宴会

AOGS初日、夜は歓迎宴会
会議会場は、厳重なセキュリティーの下にあるホテル。
そこから宴会会場まではバス。
古びたバス。アジアではよく見かける。日本のようなバスを想定してはいけない。

街中を通る。



「降り立つ勇気はわかないな〜」誰かがつぶやいた。
どこもかしこも工事中。雨が降ると泥んこ間違いなし。
その中に散在する多くの貧しい住宅と人。
日本のイメージでは昭和30年代の風景。

三輪イエローキャブがやたら目につく。
そういえば信号というものが一つもない。
しかし車は、秩序だっているかに見える。
日本人にはおそらく運転不可能。ただ左優先は同じだ。やはりイギリス植民地時代の名残。
日本ってなぜ左通行?
明治維新で幕府に裏にはフランス、新政府側の裏にはイギリスだったから?
なんて考えながらいると、会場についた。

会場入り口は象さん。


長ーいあいさつ、皆我慢強い。
そしていよいよ踊りと音楽演奏開始。

きたー!


目玉がすごすぎる!

女性の踊りが終わるとカメラが一斉に引いてしまったが、男の演奏だって悪くない。

さ^!食事だ!

あれもカレー、これもカレー、
なにせ本場インドだ。うまいがカロリー高そう、油が一杯。
おまけに喉を潤すアルコールはない。
しゃ〜ない。
郷に入れば、郷に従え、だ。

そして突然のスコール!
外にいた人が一斉に中へなだれ込んで来た。


演奏も終わり、お腹も一杯。
残った食事に、小銃を抱えたガードが入ってきて立ち食い開始。
驚くも、これも、郷に入れば、郷に従え。

スコールの合間に、皆慌ただしく帰りのバスに殺到した。
バスの入り口で、ずぶぬれになった小さな女の子が両手をそろえて物乞いをしている。
爆発するインド、その光と影の錯綜する、あわただしい宴会であった。