人類の未来

このインタビュー記事は、面白いし学ぶべきことが多い。
この中で建築家Bjarke Ingels氏へのインタビューは示唆に富んでいる。
そのまま引用しよう。
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デザイン・プロセスの一部として、「このプロジェクトの目的は何なのか」ということを繰り返し何度も問いかけるようにしています。この繰り返しの問いかけが、チームメンバーの共同作業やクライエントたちにとって、ある種のエネルギーの元であり、継続する学習の元になるわけです。たった一人のクリエイティブな天才がデザインを出す権限を持っているのではなく、すべての人にその権限がある。選択をする際には、なぜこのアイディアを選択して他の選択肢ではないのかという理由や、これがプロジェクトにどのように関係しているのかという全体像を、できうる限り透明で明確にすることが私の仕事だと考えています。これによって、プロジェクトが進行するに従って、誰もがエキスパートになり、このプロジェクトについて確かな決断をすることができるようになります。
ーーーー(p.246)
この原点に立ち戻る視点、肝に命じよう。明日から諸プロジェクトの今年の締めくくりと来年へ向けた会議がめじろおし。