冷たい雨の春分の日

今日は春分の日で休日だが、東京は冷たい雨が降っている。
しかし、午後から関係者が集まって研究費の申請のための会議であった。
これまでになく、事前の準備がはやい!。

昨今は、なにやらいつも研究費の申請に追われる。
書類書きと会議に追われて、あまりじっくりと考える時間がない。

先に船に乗っている時に、アメリカのリズがいっていた。
「日本人は、いくつものことを同時にやり過ぎ。人間せいぜい集中できるのは2つくらい。あまり多いと全てがいい加減になり、無責任になる」

そのとおりだ。
だから、メイルへのレスポンスも時を失い、反応が遅くなったり、ピンぼけとなる。
私なんか不器用だから、いつも多くの人に迷惑をかけてしまう。

全てをこなそうとすると寝る時間がなくなる。
睡眠時間を削って、超人的な時間管理術にたけなければ、仕事ができなくなる。
休日もすべて返上となる。
これは、日本社会の構造が、まだまだフラットで、たとえば大学人は研究も教育も管理運営も、そして社会的活動も皆等しく行わなければならないという所から来る。

この議論がされてから随分と時間が経つが、なかなか変わらないね。