ふたたびアメリカの大地

中1週間で再びテキサスへ飛んで来た。場所はCollage Station。
明日からはじまる南海掘削のpost cruise meetingのためだ。
ヒューストンからプロペラ機で30分程度。

12時間のエコノミーシートはへきへき。
寝る事もできず、コンピュータの電源もとれず仕事もできない。暗くて活字も見えず本も読めない。
酒類は\500 または$5.00とか!
先々週のJALはただなのに、Continentalはけち!

やむなく今回はひたすら映画を見た。
ほんとに国際線でしか見る事はない。
見たいところからはじまるビデオシステムJALより優れている。
本数も圧倒的。

「春の雪」2005年
ん?なんだこの貴族趣味。世界が違う、と思ってみていたが、どんどん引き込まれた。
猟奇的空気ただよう貴族社会と人間性の狭間に落ちていく二人。
心中ものにしなかったことが余韻を醸し出しているのかもしれない。
見て、
お?あれは栗林公園高松市)と思ったらやはりそうであった。
遠い昔、たまにポット一人散歩することもあった、すばらしき名園である。
「本郷の三四郎池も維持管理されていれば、すばらしい庭園であったはずなのにな〜」
ネコとからすの住む池となってしまったがね(最近は少し回復気味ではあるが、手入れをやめて○●十年。差が歴然である)

おおーっと、脱線。

「世界の中心で愛を叫ぶ」2004年。
人の死と愛とこころの葛藤。無数に取り上げられてきたテーマであるが、
そこから抜け出すのに10年以上の葛藤の日々。
こういう映画にはすなおに本当に弱い。ポロ!
この映画の舞台は松山。路面電車がなつかしい。

なぜか、二本とも四国が登場した。
やはり四国には長い歴史の中で自然と人間が調和したやさしさがあるんだよね。
私は四国が大好きである。

ジュラシックパーク2コストワールド
上の純愛映画を見てしまった後は、だめだね。ハリウッド映画のドタバタは。三本立ては無理だ。
即座に寝てしまった。

ヒューストン着。
ええ!「ジョージブッシュ、国際空港と名前が変わっている!」
<生きているうちに名前を付けちゃっていいのかね?なんか毛沢東万歳みたいだな?>(独り言)