大韓地質学会との昼食会

朝から日韓シンポジウムへ出て、そのまま昼の昼食会。
秋田大学の近くのすし屋さん、貸し切りで和やかに懇談した。

韓国からは李会長、慶北大学の張教授、今回、Island Arc Awardを授与されたOh教授とその家族。
日本からは、現在の地質学会長の宮下さん、両副会長の高木、佃さん、そしてはじめて韓国との間に協定を結んだという事で前会長の私、それから現在ソウル大学博士課程三年で、韓国語ぺらぺらの江川君。彼は日韓のかけはし、未来への期待の星だ。李会長も援助すると約束した。
韓国語、日本語、英語の入り交じったなんとも愉快な食事会であった。
というのは、李会長は早稲田に三年もいたので日本語ぺらぺら。
他の人は、皆、日本語は全く分からない。そこで言葉が入り乱れる。
それぞれ国の、学界事情や若者をどう育てるか、
地質が深く絡む原子力発電や地震対策、活断層対策などから、
食習慣の違い、私が深くはまった韓国ドラマ「冬のソナタ」「チャングムの誓い」や、
昨年、韓国の学会が開かれ、協定を結びに私と高木さんが出かけた、「春川」(冬ソナロケ地)の思い出、まで様々な会話を楽しんだ。

笑いが溢れた。
政治を超えて、科学は協力しようと合意もした。
楽しい、しかし歴史的なひと時でもあった。

1日煮込んだ比内地鶏スープの、ちゃんとしたきりたんぽも最高だった!
皆、日本の味を堪能したようである。


夕刻、まだ学会は真っ最中であるが、東京へ。
おっと、秋田と言えば、冬はカマクラになまはげだよね。

今度は冬に、来てみたいね。

東京はまた雨だ!