US margins workshop

この名前の意味から、
USはもちろんUSAのUS。そして、Marginsとは陸と海の境界という意味での端ということ。
USといっても、別にアメリカの周りのことではない。世界の陸と海の境目、全部、すなわち地球の海と陸の境目を研究するということだ。

この缶詰会議は、本当に缶詰。
朝食も、みな同じこのロッジ、Timberline Lodge, Mt. Hood という、スキーロッジで開かれている。
Hood 山という名がついている火山見学兼スキーゲレンデのロッジだ。

会議の目的は、この10年間ほどの、世界の海溝地域の地震研究を総括し、今後10年の研究計画を立てようというNSF主催の会議。
ここでの議論を基に、研究計画を立て、NSF(アメリカの文部科学省)に研究費を求める、という主旨だ。

いつも思うが、このように研究者(100名ほど)を集めて、夜も昼も徹底討論させて、それを基に研究への援助を決めていくアメリカのやり方は日本と全く違う、極めて民主的なシステムだ。参加者は本当に仲良くなるし、とことん議論(夜は飲みながら)は本当に足腰を強くする。

私は、先の南海トラフの結果を紹介せよ、ということで旅費と滞在費を出してもらい、招待できた。

今日午前中、(ここは今、23日午後二時、日本時間、24日7時)に30分の話が終わったので、後は討論でちゃちゃを入れるのが仕事。


日本からは木下君、伊藤さん、荒木君と三人、じゃない四人。ほかにアメリカ滞在中の橋本君(子連れ!後ほど紹介。恵が大きくなった!)と氏家君、それにテキサスから北島さん、ヴィクトリアから和田さんの5人だ。ただ、和田さんはこちらの人のようなもの。

ところで、今朝の風景は最高だった!

日の出前に、朝焼けが最高!
でも、あたりは凍りついている。

山に日が映り始める!

昨日と違って、天気がとてつもなくよい!

昨日、届かなかった荷物も届き、やっと着替え!
(会議中にこのブログを書いている。アメリカではネットはほとんどどこでもつながるからいいね!内職ができる。どうせこれから時差ぼけで眠くなるしーー。うう、眠くなって来た。だって日本時間で徹夜していたのと一緒だからね)