公益法人とタイの騒動

今日から新しい法律「公益法人法」がスタートするので、学会関係で大忙し。この週末はそれに追われた。
地球惑星科学連合では、登記が済み次第、あらゆるところにメッセージを発する。
その原稿かき、四本。
そして昨日は、こちらも、そのための地質学会の総会。
東京神田の学士会館で開かれた。

学士会館は、旧帝国大の同窓会館であるとは知っていたが、そこが日本野球発祥の地だとは知らなかった。こんな記念碑があった)

総会の出席者が少ない。
結構多くの人が、タイで開かれていた国際会議に出席していたために帰って来れない。ニュースで報じられているように、国際空港が政府反対派によって占拠されているからだ。
私も、これまでいろんなところで、紛争の際を経験して来た(フィリピン、マルコスからアキノ革命の当日、戒厳令下をうろうろするとか、バリ島での爆弾テロ直後にバリに入るとか、パナマでノリエガ政権失脚後の戒厳令下に入るとか)が、科学の交流と発展に取って平和が何より大事だ。完全武装自動小銃は似合わない!

学会の公益法人化は学問の発展を保障する重要な作業であるが、書類の整備がはんぱじゃない。
これから3月まで、また追われるな〜。