大都会に埋め込まれた地球(1)

最近、シリーズがないのでちょっと時間で始める事にした。
題して、「大都会に埋め込まれた地球」


まずは、

本物の石をつかって出来たばかりの丸の内三菱一号館前の歩道。
三菱一号館は明治を代表する、日本最初のオフィスビルであったらしい(東大出版会UP,2009,7月号、鈴木博之/建築保存は都市のお荷物か)。1968年取り壊されたが、今年復活した。


私は、東京駅のりかえで、そこの横をすり抜けて、いつも通勤。
そこでの足下の石畳。

これは、火山から吹き出したマグマが固まった石(安山岩)だ。
それが冷える時に縮んでしまったので薄くはがすのに便利なひびが入った。
ひびに水がしみ込み、静かにゆっくりと鉄分が沈殿する。その沈殿した鉄分が空気に触れてさびている。
その結晶成長模様は、まさにフラクタル
しのぶ石。

石切り場でそれにそって薄くはがした人がいる。きれいに四角に整形した人がいる。
どこの石なのかな〜。今時、日本ではないだろうな〜。
遠くから旅をしてここまでやってきたのだ。