なまらあったかい

午後9時、北海道大学の正門から出てきた女子学生が話しながらすれ違う。
「なんなの今日?なまらあったかい」
<なまら?おお!なつかしの北海道弁
ようやくたどり着いた。

今日は午後2時には北大で研究の打ち合わせをする予定であった。
しかし朝、自宅から外を見るとこの濃霧。いやな予感。
<大丈夫だろう。飛行機は昼だし、それまでにははれるだろう>

朝羽田へついても、

管制塔が見えない。
ということは管制塔からも何も見えないということ。
午前中全て欠航。カウンターも一杯。電話の予約センターもつながらない。
でも、JALカード専用番号は押しのけてつながるようになっている。
そこで、午後の便のダブル予約は可能かと聞いた。
<しばらく待ってください>
切符は満額のエコノミーで切り替え自由の切符。
それが幸いしたのか、ゴールドカードが幸いしたのかダブル予約はOKだという。
昼になりようやく霧が晴れた。快晴。でも予約の最初の便は欠航。
飛行機がないのだ。
でも2つ目は搭乗券をゲットするところまで来た。
しかし、搭乗口18で長らく待たされたあげく11へ変わるという。
これとんでもない話。18は第1ターミナルの北の端。11は南の端。
でもようやく飛んだ!

そして14:25のはずが遅れに遅れて、札幌着は18:30。
でも札幌へ着くともはや20:00。
駅近くのラーメン屋「一国堂」でようやっと夕食。
霧に翻弄された長〜い、長〜い1日でした。

そうそう、またまた偶然に海洋研究所の川幡教授とバッタリ。
札幌への電車の中で、最近事情でおしゃべりをした。
最近、空港で知り合いに会う偶然がつづくな〜。
狭い日本、皆、せかせか動いている。