香川県中学理科研修会
久しぶりに香川県高松。
ここには昔12年間いた。
なつかしい町並み。でも随分と変わってしまった。
<おお、あの山の麓にいたんだ!>
最新の南海トラフ研究、いま少々考え、論文を書いている日本海溝の大地震津波の話を織り交ぜて90分間、話をつづけた。
昼。
お招きいただいた詫間中学の資延校長先生、多度津中学の横関先生が、讃岐と言えば「うどん」ということで、庵治まで連れて行っていただいて、山田屋へ。
いやー!本当に懐かしのうどんで、喉がなる!
ちょっと待ってください。この石灯籠、いいですね!庵治石といって花崗岩の中でもひときわ白いのが特徴。
おおお!この崩れそうな土壁。なかなか味がある!
昔、いた時には何も感じなかったものが、皆、愛おしい。
そして屋島へ連れて行っていただいた。
昔賑わっていてよく出掛けたが、こころなしか寂しい。
猛暑の夏には人が少なくなるね〜。
でも秋へ向けて工事中。復活屋島に賭けている様子が分かる。
おや?この庵治石の狸、昔はなかったぞ?
後ろで観光客が、子供に説明している。
「ホラホラ、左がオス、右がメス。なぜなら、左はチ○○○、右はオ×××だろ?」
<ええ!?>思わず、比べてしまった。
メス狸は世の中にない!屋島オリジナルか?!
記念写真とりますよ。というのでハイ
店の前で汗まみれの子供達がガヤガヤ。
「ほらほら、早く行きなさい!」と母親にせかされている。
この屋島から瓦を投げ、如何に遠くまで届くかが昔は競うのが名物。
でもその瓦が昔は赤かったのになにやら白い。
「昔は焼いていたんですがね、いまは単なる日干し。斜面に大量に溜まったので、やめて、日干しにすれば雨が降って溶けて流れてしまうからでしょうね」
ちょっと寂しい。思い切り投げようと力を入れるとわれてしまうからね。
でも風景は昔と変わらないね〜。穏やかな瀬戸内の海。
小柳ルミ子の「瀬戸の花嫁」の音楽が聞こえるようだ (歳!)
夜。昔の教え子たちが集まってくれた。
なんも変わらんじゃん!いくつになった?
<聞くもんじゃ〜ねえ!と言われるか>と思ったが、
「○○!えええ!うそだろ〜」
そうだよな〜、人のこと驚ける義理じゃないよな〜。
頑張れよ〜、みんな。