地球惑星科学連合/来年度大会へ向けて準備始動!

 昨日の午後は、地球惑星科学連合の理事会でびっしり。来年度の大会準備、今後の方針に向けて真剣な討論が積み重ねられた。前回は入院中で出られず、新体制になってはじめてであったけれど、新会長はじめ人心一新、やっぱりいいね!前へ進むためのエネルギーがそこにはある!

 この四月〜六月における新規会員登録の多くは若者で、大会が開催されたということもあり四百名以上。総会員数で8千名を超えた。大会には5千名を超える人に参加いただき、多いに盛り上がった。

 しかし、運営する側の悩みも多い。一つは会場の狭さ。参加者同士の肩がぶつかるほどのにぎわいで不満も多い。似たようなセッションも多くウロウロ。地震関係セッションはどこも会場から溢れて入れない。一方で大会場でスカスカのものあり。

 アメリカ並みに、午前十時と午後三時にはフリードリンク&スナック、フリービールくらい欲しい!----。

 国際的にもアメリカ地球物理学連合(AGU)と欧州地球科学連合(EGU)と十分に肩を並べられる大会にまでなってきて外国人の参加も多いが、もっと国際的に、もっと垢抜けたサービスをとの要望も大きい。

 ドンと大きな会場に移り、全ての矛盾を解決、要望を実現したい! 

でも、お金も人も時間も足りな〜い。

まだまだ準備の議論はつづきます。

 連合は、昨年12月公益法人と認定されたが、長年関与して来てつくづく思うのは、政治や行政や営利とは無縁にボランティアに支えられる活動とはかくも強いものなのかということだ。ボランティア故のゴテゴテ不器用さってのも当然あるけれどね。これからの連合大会で実現したい夢、それを支えるのも全てボランティア(お金もね)。
 
 理事会。報酬なしで、いやむしろ時間も旅費も持ち出しでこの夏の暑い日に全国から集まり、来年の大会成功に向けて熱い議論をする。そこを貫く精神は、この分野の科学の発展を願う強い思いと、この分野の科学の持っている社会的使命に答えようという思いにあることは間違いない。

とちょっと引いて思う(ちょっと自画自賛的?)。

 来年の大会まで長いようで短い(あと9ヶ月!あっと言う間だ!)。
 今後も海あり山あり。

 皆サーン。頑張りましょう。またよろしくお願いします。