隙間時間活用術

 朝起きて、娘犬が騒ぎ出す前に一仕事終え、洗顔、朝食、新聞、NHK朝ドラ(今は海女ちゃん!)が昨今の通常リズム。そしてラッシュ時間帯後半、首都高速渋滞が終わり始める隙間時間を狙って家を出る。電車なら1時間15分、渋滞に巻き込まれたら車で優に1時間半かかる通勤も、熟知した下道、車線変更技で隙間をぬって、35分でつけば大成功、通常は45分。
 その流れで生ずる隙間時間、1年前までは間違いなく一服だったのだ。

が、昨今の隙間時間活用術は読書。
 書斎は本の山。ほかに食卓横に1冊、ソファー前のテーブル下に2冊、車に1冊置いてある。持ち歩き1〜2冊。(ちなみにトイレには置いてません)。

隙間時間1分で2頁や3頁は読める。渋滞もイライラしない。待ってましたとリラックス。様々なジャンルなので益々発散する興味も満足させられる。
 朝など分スケールで生ずる隙間時間を過ごすのに、仕事をすればいいのだろうが、そこまでworkholicでもなく、そんなことをしたら益々発散する興味を抑制してしまうので耐えられるはずがない。

 で、四月新学期となり少々仕事も立て込みはじめてきて、隙間読書で読めたのはたった4冊、すなわち週1冊。ちょっと寂しい。

連休後半リラックスモードなので、読書にフォーカスを当て、ブログに記しながら考えてみる。

定年まで、あとほぼ150週。今程度の忙しさで推移するとしてそれまでに読める冊数はたった150冊。少な過ぎる!

電車通勤時代、朝な夕なに書店に寄り、衝動買いで毎日買い続けていた未読了の本が山とある。今も2週間に1回程度週末に本屋に行ってまとめて買ってしまう。古本市があるともっとまとめて衝動買いをしてしまう。日曜日、新聞の書評欄を見て読みたい記事を切り抜き、プラッと本屋で出会うと買い込む。(まとめて衝動買いしても、若いときに飲み続け、遊び続けていた経費よりはずっと安いのだね!実は!)

これらの習慣を変えなければならないようだ。読みたい本を厳選して。
それもまたよし。スローダウンしてゆっくり行くか〜。