ふるさと消滅?! 定年まであと325日

定年に向けてのまとめ、自分の高齢化や老後ももちろん気になるが、子や孫たちが生きるこの社会の未来はどうなるのか気になる。
そこで、冷厳な現実を見つめてみよう。というので、この本を読んだ。

世界人口が爆発しているというのに、この国は少子高齢化

衝撃的だ!
2010年を基準として、生産世代人口を減らしながら、総人口 1億2,806万人/2010年 → 1億,728万人/2040年→ 8,674万人/2060年→5,727万人/2090 年→4,286万人/2110 年

このままでは、百年後には19世紀半ば、幕末明治維新の時代の総人口へ逆戻りする。

それは、「地方消滅」過程を伴い、すでに地方では先行しているという。
女性が子供を産むことのできる年齢(20~39歳とおく)人口の減少が地方を消滅させていく。

私が生まれ育ってきた北海道の田舎町は、ほとんど消滅すると見られている。
以下に2010年を基準として、2040年に予想される20~39歳の女性人口。
それがマイナス50%を上回るところは、今世紀末には消滅の可能性があるという!
ほとんど全滅だ! 数字は
2040年の20~39歳の女性人口/2010年の20~39歳の女性人口、
そして減少率

夕張 100/653 -84.6%
(2040年の20~39歳の女性人口はたったの100人!) 
新十津川 257/611-58.0%
芦別 285/1235 -76.9%
奈井江 102/478 -78.6% (ここも100人!)
岩見沢 4,298/9,504 -54.8% (かろうじて50%程度、でも危険水域)
札幌北区 23906/38,689 -38.2%
札幌南区 5821/15861 -63.3%

人生後半を過ごした都市でも確実に減ってゆく。
高松 30,066/50,561 -40.5%
堺 77,910/108,046 -27.9%
東京都江東区 60,758/69021 -12.0%

浦安 21,770/27,980 -22.2%

人口を1億人前後に保つのが政府の方針らしいが、現状では全く不可能!今世紀末に明治以前に戻る!
これは「まさか?! うそー!」ではない。

6/6日、ふるさと岩見沢の同窓会があるので、地元の反応を聞いてみよう。