グローバル戦略 (2)連合大会国際活動 定年まであと320日

 昨日、地球惑星連合大会中の国際活動の仕込み、懇親会、会議進行の詰めなどに追われたグローバル戦略会議。
いっぱい穴がある。大会が迫る中、埋まらない穴への少々の苛立ちによって笑いながらも言葉が荒くなることも生ずる。
でも、共通理解は「科学の発展のために成功させなければね」との思い。
仕事ではなく、ボランティアによって成り立つ活動の辛いところは、穴があっても「しかたない」と許してしまう甘さ。
苛立つ側も、途中でハッとそのことに気がついて妥協。苦笑い、葛藤。

 これが完全にビジネスとして、最高のサービスと参加者の満足度120%を得ることを目標にするならば、参加費は昨今の国際会議の一般常識一人当たりUS$500(\6万円)は軽くかかる。なにせ1週間、昼も夜もぶっ通しの学会。地球惑星連合大会はその相場の5分の1~4分の1でやっている。発表件数4,000件。学部学生以下は高校生で、中学生、小学生OK 全部ただ。
その差を支えるものはボランティアそしてサービスが少々悪くとも耐えていただいている参加者の我慢。

でもこの世界で一番安い学会で、世界で一番いい科学情報発信・交流できたら、世界から人は流れ込んでくるのではないかね、というのが私たちの我慢の戦略。
アジア・太平洋地域から世界へ発信!を夢に見ている。

26日昼には、大会参加の留学生など100名に集りいただいてランチョン。学会、日本への要望、期待、不満、なんでも言ってください会を開きます。

我が老骨にももう少し鞭打たねば、皆さん、ご協力を!