大学動乱の時代 (2) 定年まであと295日 

文部科学省改革プラン平成25年11月
批判は易しいのであるが、対案、いや、より優れた案を提示することなしの不安表明では無責任のそしりは免れないので、それらを考えながら。

改革プラン2枚目は、法人化以降の成果のみ、それも一部しか記していないので、評論スキップ。
どこかに官とは限らず、10年のevidenceベースの総括文書があるのだろうか?それまでこのページへの評価お預け。

3枚目 

国立大学改革プランにある背景(グローバル化少子化新興国台頭)の説明。
大局的な視点はよしとして、中身は?

世界の中の日本。
先進を担う志があるなら、せめて世界における言語比の図は欲しい。
日本語世界は、今世紀末下手をすると対世界人口比数%となる。その中で、他の先進国と教育内容を合わせるためのグローバルという受動的なもの、
教育のグローバル化だけではなく、研究のグローバル化に関する人目引くもののevidenceベースの図(業績は下がっている)があればより説得的。
ここは危機をもっと徹底して示すべき。

そして、たとえば対人口比での国立大学改革へつなげる高等教育戦略目標が欲しい。高等教育(専門学校、短大,生涯教育を含む)履修者何%めざしているんだい?60万人維持?日本は。 
更にバイリンガル人口比は? 50%。

志は?

つづく
(次はいよいよ国立大学3分類問題)