秋のはじまり

 
定年まであと227日
  


お盆も終わり、いよいよ秋に向けて始動である。1000年、100年、10年、5年、3年、来年、そして今年いっぱいと 未来へ向けてさまざまな仕込みと、現在の処理、過去の清算の同時進行が始まる。時間スケールが長いほど私事から離れる。それらのリセットが日本では夏に行われるのである。それは仏教文化のお盆という区切りのせいであろうか。

  偶然か必然か、そこに第2次世界大戦の終戦という巨大な歴史が重なった。日本社会は路地の隅、野原の草木に至るまで鎮魂と誓いの祈りで満たされる。

悲劇の終りと希望のはじまり、その記憶は未来永劫語り継がなければならない。

  ほとんどの事柄が4月からはじまるが、その実行のためのあらゆる仕込み開始は来週からである。グローバルとの齟齬を問題とし、単純化のために暦を合わせろとの論もある。しかし、この齟齬を先を見通す優位なズレとして組み立てよとの論もある。漸次的変化で未来へ進むには後者。

 来年、日本で初開催の地学オリンピック大会組織委員会。いよいよ大詰め。
 明後日、地球惑星科学連合グローバル戦略委員会 「世界を見つめ、アジア太平洋を見つめ、未来地球のためにこの科学は何ができるか、なすべきか」その自由活発な議論の場を守り保証するという学会存立の根本に立ち返って、来年、再来年実施の日米合同大会開催のための大仕込み、本格始動。

まじな議論の後には、懇親。これってメチャ大事。そうでなければ角が痛すぎる。っというわけで来週は多そう(微笑)。