八木健三先生追悼

先週土曜は、北海道で7月に亡くなられた八木健三先生を偲ぶ会が札幌で開かれた。
93歳の大往生であった。
先生が定年退官されたのは1978年。
私の学生時代、大学院時代と完全にダブっている。
先生は、いつも朗らかで、一緒にいるだけで楽しくなる先生であった。
定年後は自然保護運動等を熱心に活動された。
偲ぶ会には三百名以上の各界の人が来ていた。
なつかしい先生や先輩が多く参加していた。
確実に時代は過ぎていく事をますます実感することとなった。
久しぶりにお会いした勝井先生はすでに80を超えたとは思えないほど元気であり、在田さんも益々お元気である。
なにやら定年した方が元気に見える。無事予定の打ち合わせもすすんだ。

こちらなどは、定年まで持つかどうかも気になるところだ。
はやくやめたい!ってな気分になる。

翌日の日曜夜には、先月に引き続き今度は、札幌在住の中学の同窓生が集まってくれた。
みんなのなかなかの人生ドラマがそこにある。
楽しくてなつかしい時を過ごした。

帰京後、今年12月締め切り直前のアメリカ地球物理連合大会の準備で、突然現実へ復帰!
昨年の南海トラフの掘削結果の最初の山場だ。
招待講演一件、自主講演一件の2つ書かねばならない。アメリカ中部時間10日の終わりまで。
世界中からこの締め切りに向けて、確認のための大量のメイルが舞い込んでいる!
うぎゃー!
明日一杯、地獄の時間!