松浦充宏教授最終講義/記念パーティ

9日は、松浦充宏教授最終講義/記念パーティであった。
私は、97年、東京大学へ赴任し、その直後にはじまった専攻再編作業、とその後同じ固体地球科学講座で一緒であった。

地球惑星科学随一の理念派、理論派である。
私も最初の出会い時は、そのストレートのものいいに驚きに、戸惑う先生ではあったのであるが、そのゆっくりとした理路整然とした独特の弁舌に、私は「最後のサムライ」との印象を持ち続け、極めて頼りになる大黒柱としておつきあいさせていただいて来た。
サイエンスでは地震や固体地球ダイナミクスのシュミレーションをリードし、
大学などの運営においても、内部では専攻の再編やCOEをリードし、外では、地球惑星科学連合の将来構想委員会を仕切り、この科学コミュニティーの、この間の再編を強くリードしてきていただいた。
まず、理念の柱を明確にし、そこへ向かってすすむ一貫した姿勢は、まさに「サムライ」である。
定年とはなるが、今後も連合では「企画担当理事」として、引き続きリーダーシップをお願いすることになっている。

以下に、昨日の一こま写真集。


次期山形研究科長のちょっと長めの乾杯のあいさつ。

最後の弟子の寺川さんから花束贈呈

最後の挨拶「人生に悔いなし、楽しかった!ここでの40年!」

そして最後に集合写真。