図解・プレートテクトニクス入門 (ブルーバックス)作者: 木村学,大木勇人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/09/20メディア: 新書この商品を含むブログ (2件) を見る先に紹介しておりました本が出ました。プレートテクトニクスを易しく解説してありますの…

杉村新先生卒寿記念シンポジウム

先週の土曜日に、杉村新先生の卒寿を記念するシンポジウムと祝賀会が開かれた。その席で講演をさせていただくという機会をいただいた。大変誇りに思う。 杉村先生は、火山フロントという地球科学の世界では、いまや当たり前となっている言葉の創設やその意味…

twitterとの連結解除

これまでこのblogに書いたものをtwitterへ、twitterに書いたものをblogへと連結していましたが、連結解除することにしました。このblogは少々長めの様々なことがら、思い。 twitterは主に論文検索などの短い情報発信機能。 つながりcommunicationはFacebook…

地球惑星科学参照基準昨日午後、東京大学地震研究所で、学術会議地球惑星科学委員会大学教育問題分科会主催の公開シンポジウムが開かれた。3時間のシンポジウムであったが、大変意義深いものになった。1)地球惑星科学とは何かをきちんと定義し、 2)他の…

言の葉① 問答法=ディベート術

昨日は土曜日なのに、朝から夕刻まで会議。時に激論。 今日午後も学術会議主催、「地球惑星科学参照基準」公開シンポジウム。またいろいろと議論になるだろう。さていつも議論になるたびに思い、かつ自分が発言するときにあえて意識的に思うようにしているこ…

夢を売る男

夢を売る男作者: 百田尚樹出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2013/02/15メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (34件) を見るお 百田尚樹のベストセラー 再び三たびの、ほんわか・ラストを期待して読み始め、週末を幸いに、他の宿題をチョット…

隙間時間活用術

朝起きて、娘犬が騒ぎ出す前に一仕事終え、洗顔、朝食、新聞、NHK朝ドラ(今は海女ちゃん!)が昨今の通常リズム。そしてラッシュ時間帯後半、首都高速渋滞が終わり始める隙間時間を狙って家を出る。電車なら1時間15分、渋滞に巻き込まれたら車で優に1時…

寒い朝に思う

今朝は、寒い朝だね〜。昨日の朝は、淡路島の地震のニュースに釘付け。被災された方へお見舞い申し上げると共に、この1日の関係者の被害の解明、復旧への努力、研究者の実態解明への努力に敬意を表します。 寺田寅彦の格言「災害は忘れた頃にやってくる」の…

paper

時間のかかった論文ですがようやく印刷になりました。 かつて岡本君が実際に大量のデータを出し修士論文でまとめ、最近、浜橋さんが印刷に詰める最後のまとめをやりました。フィールドワークは名を連ねている皆の協力でできました。セミナー+アルファ一同の…

SNS発信のバランス

新しい学期となり、通常の講義も今日からはじまる。知の創造(研究)と知の切り売り(教育の一部)を生業とする身であるのだが、その「知のフラックス」すなわち「知の入りと出」をどうバランスさせるかが人生を通じての課題であり続けている。 たとえば、こ…

大学とは何か

大学とは何か (岩波新書)作者: 吉見俊哉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2011/07/21メディア: 新書購入: 3人 クリック: 142回この商品を含むブログ (50件) を見る久々に濃密な読書をさせていただいた。吉見先生は、秋入学問題など、今東大改革の中核におら…

平清盛の12世紀と大学

NHK大河ドラマ 「平清盛」。頼朝も挙兵し、いよいよ大詰めでもう間もなく最後の時。63歳。 ええ!どこかに近い歳の人が---。 パソコンで文献を整理しながらチラチラ眺め、別のことも頭をめぐる。そういえばこの平の清盛の12世紀と言えば、ヨーロッパで大…

暴走老人(2) 公開講座と老人パワー

暴走老人(2)公開講座と老人パワー その1で、なにやら具体的な生臭い話がつづくのではないかと期待された方、話をはずしてごめんなさい。でも以下も大事なことなので。「暴走老人」とは年齢差別用語だとの批判もあるかもしれませんが記します。 最近市民…

「暴走老人」

齢80を超えた石原慎太郎氏が都知事をやめて国政に打って出るという。マスコミは「暴走老人」という。彼の政治的主張への賛否はさておいてあのパワーはどこからでてくるのであろうかとある意味感心してしまう。 地球科学の世界でそのような「暴走老人」はい…

新渡戸稲造 自警禄

この数日、ニュースはノーベル賞で騒々しい。山中氏の受賞は大変うれしく喜ばしい。基礎科学の重要性を多くの人たちに理解してもらうまたとない機会ともなっていると思う。 一方、文学賞で村上春樹氏ではなく中国人になったこと、領土問題もからめたアジアの…

朝のリズム

生活の中に朝のリズムが復活して来た。 歳なので朝は早い。今朝は5時起き。 まずは、ベランダへ出て深呼吸をして、屈伸をして、ーー。 「ああ、いい天気だ。今日も暑くなるぞ〜!」と黙然。 花殻をつんで、水やり。 やっと咲いたね源平カズラ。オリンピック…

 地球惑星科学連合/来年度大会へ向けて準備始動!

昨日の午後は、地球惑星科学連合の理事会でびっしり。来年度の大会準備、今後の方針に向けて真剣な討論が積み重ねられた。前回は入院中で出られず、新体制になってはじめてであったけれど、新会長はじめ人心一新、やっぱりいいね!前へ進むためのエネルギー…

青べか物語/新浦安・百万坪の大地

青べか物語 (新潮文庫)作者: 山本周五郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1964/08/12メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (33件) を見る 東京に隣接したディズニーランドの街、浦安。そこに私は住んでいる。この街は東日本大震災で液…

が・ま・ん

今日は、画期的に朝8時出発。なぜなら午前2つ、午後1つの受診予約を入れ、検査も目白押し、のハズ。 しかし、朝、待ち時間一時間程度の後、最初の科。○○外科。ちょっと丁寧な診断チェック。若い医師ではあるが一生懸命。そして会話をしながら症状を聞き、…

夏休みの自由研究/整理整頓のこころ

この週末から世の学校は夏休み。 子供も遠い昔に巣立ち、大学もこの間闘病生活でそのリズムからはずれていたので、私には夏休みと言われてもピンとこない。 週末、術後リハビリの行動規制でまだどこへ出掛けるわけにもいかない。 身の回りの整理・整頓、読書…

胸帯解除の安堵と不安

手術後一ヶ月検診で、胸の傷を覆っていた胸帯解除を担当執刀医から許可された。 梅雨が明けて何とも蒸し暑くうっとうしかったのだが、これでサッパリだ! しかし、胸を締め付けてくれていた安堵感からは遠のく。 まだ胸の芯に残る痛みへの支えがなくなる不安…

 術後一ヶ月の夢・矜持

命拾いをさせて貰ってちょうど四週間が過ぎた。金曜日終日の手術であったのだから、あの時の今頃はちょうど麻酔から覚めた苦しみのなかにいたことになる。 タイプを打つといまだ胸内の痛みがこだまするものの、パソコンに向かう事もさほど苦ではない。だから…

人生最大の大手術(5)-俗界への復帰へむけて

集中治療室最終日のめざめ。最初はけいれんする胸が求める咳と痰。 これまで、苦痛によりできずにきた。 少し状態の傾斜を起こしてもらい、胸と腹を押さえて、 「痰切り!」 腹筋と胸筋、傷に大きく響いたが、暖かく柔らかい液体が喉の奥にジワーと広がった…

人生最大の大手術(4)-集中治療室の風景

集中治療室での二泊目。一泊目はほとんど寝ていたの周辺の状況など、分かり様がない。しかし、二泊目は両側の騒々しさに寝るところではなかった。左隣、カーテンに仕切られ、こちらも顔を横にも向けられないのだから、会話とやり取りが聞こえるだけである。 …

人生最大の大手術(3)-術後最大の山場

午後、妻と娘がやって来た。集中治療室面会は家族のみ、時間も限定的とか。 ようやく眼鏡が戻り、視界が戻る。でも相変わらず朦朧としている。娘は自らの身重を押して手術前夜から来ていたとのこと。慌ただしく帰った。 そして、そのあとのことである。手術…

人生最大の大手術(2)-激痛、幻聴のリズム

人生最大の大手術(2)-激痛、幻聴のリズム 二度目に目覚めたのは、手術翌日の早朝のようだ。「今、何時?」と聞くと看護師さんが「三時半頃」とこえてくれたが、午後か午前かは分からない。長時間麻酔の後はそうだときいていたが、確かに。 目覚めと同時に、…

人生最大の大手術(1)ー目覚め

5月28日 入院当日病院前入り口の花2012年6月15日は、私の人生にとっての最大の山場となった。心臓冠動脈7カ所のバイパス手術。朝開始して夕刻までかかる大手術というのだ。朝、家族と慌ただしく別れを告げ、手術台の上に。 部屋は肌寒い。しかし、そ…

2012年03月11日のツイート

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…

アメリカ地球科学、今後の10年計画

アメリカ地球物理学連合週刊誌EOS/新年第一号のニュース欄にNSF(全米科学財団/日本の文部科学省相当)の、この先10年のEarth Sciences重点テーマが記されている。関心の方は読む事をお勧めしたい。 (私も本文を読みたいのだが、とりあえずはこのニュース…

2012年02月12日のツイート

window.twttr = (function(d, s, id) { var js, fjs = d.getElementsByTagName(s)[0], t = window.twttr || {}; if (d.getElementById(id)) return t; js = d.createElement(s); js.id = id; js.src = "https://platform.twitter.com/widgets.js"; fjs.paren…